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椎間板ヘルニアの治療

椎間板ヘルニアの治療ヘルニアとは、体内の臓器などが、本来あるべき部分から脱出した状態を言います。

一般的に多いヘルニアは、鼠径ヘルニア(脱腸)、臍ヘルニア(でべそ)、椎間板ヘルニアなどです。このうち、整形外科でよく扱われるのは椎間板ヘルニアです。

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは、腰骨の、骨と骨のクッションの役割を果たしている椎間板という部位にある髄液が出て、神経を圧迫し、痛みやしびれをともなう疾患です。

治療法としては、大きく分けて保存療法(手術をしない)と手術療法に分かれます。

・保存療法:痛みを抑えるための薬、ブロック注射、理学療法・物理療法(リハビリ)、装具など

・手術療法:重度の神経損傷や尿・便失禁、進行性の麻痺が見られれば迅速な手術が必要です(絶対的適応)。また、日常生活に支障をきたすほどの痛みが続いたり、長期間の保存療法でも改善が見られない場合に検討することもあります(相対的適応)。

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