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虫(ハチ、ムカデ、マダニなど)に刺された・咬まれた

ハチ

ミツバチの場合、毒袋がついた針が刺さったままになっていることがあります。そのような場合すぐにつまんで抜きましょう。この毒は20秒程度で体内に全て注入されると言われています。抜いた後、針が刺さっていない場合は氷や保冷剤などで刺された部分を冷やしましょう。「アナフィラキシー」という全身にじんましんが出たり、息苦しくなったり、気が遠くなる症状が出た場合はすぐ救急車を呼んでください。刺されてから6時間ぐらいはアナフィラキシーの症状が出る可能性があります。

ムカデ

咬まれた直後から強い痛みが出ます。家の中で素足で歩いていて・・・、とか靴の中に入っていて・・・という患者さんが多い印象です。起きれば学会で発表されるぐらいめったにありませんが、アナフィラキシーを起こすことがあります。ハチの場合と同じく、アナフィラキシー症状が出ればすぐに受診をお願いします。

マダニ

素肌を露出して屋外で活動していて咬まれる場合がほとんどです。3~8㎜の小さな虫でしばらくしてから気付くことが多い印象です。10日間ぐらいかけて吸血し、めいっぱい吸血すると10~20㎜ぐらいに膨らみます。咬まれてから時間がたつほど除去しにくくなり、無理に引きはがそうとすると口が皮膚に中に残りますので、発見したらすぐに除去しましょう。難しそうであれば無理せず受診をお勧めします。また、咬まれた後1~2週間してから発熱などの症状が出ることがありますのでご注意ください。

マムシ

市街地で遭遇することはありませんが、自然豊かな場所で咬まれることがあります。咬まれた場合は直ちに救急車を呼んでください。口で毒を吸い出したり、咬まれたところを切って絞ったり、体に近い側を縛るなどの応急処置の効果は証明されていません。原則として入院が必要です。

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