緊急避妊薬(モーニングアフターピル)の処方
当院では望まない妊娠で人生を狂わされる女性を一人でも無くしたい思いでアフターピルの処方をしています。院長は厚生労働省が指定する「緊急避妊薬の処方にかかるオンライン診療研修」を修了しておりますので、対面診療はもちろん、オンライン診療でも安心してご相談ください。
費用が大きな負担となる学生の皆様のために学割も導入しています。
※オンライン診療の場合でもご来院いただいて内服できる方に限らせていただきます。
アフターピルとは
アフターピルは、性行為後72時間以内に服用することで妊娠のリスクを減少させる緊急避妊薬です。
海外では1990年代には多くの国で広く入手可能になり、緊急避妊薬として一般的な存在となりました。一方で日本では、2011年に政府の承認を受けてから徐々に知られるようになりましたが、入手するには様々な壁があるのが現状です。
日本と欧米の入手方法と価格の違い
アフターピルについて、日本と欧米の入手方法と価格の主な違いは次の通りです。
入手方法の違い
【日本】
将来的に薬局で購入できるようになるよう検討が進んでいますが、現状では処方箋が必要で、医師からの処方が必要です。
【欧米】
薬局や一般の販売店で購入可能です。一部の国では処方箋が必要な場合もありますが、一般的には容易に入手できます。
価格の違い
【日本】
アフターピルは医療機関での診察と処方箋が必要なため、比較的高価です。おおむね10000円前後が相場です。
【欧米】
欧米諸国ではアフターピルは一般的に入手しやすく、多くの場合、20ドルから60ドル程度(3000~9000円)で購入できます。
服用方法
- アフターピルは、性行為後72時間以内にできるだけ早く服用する必要があります。
- 1錠服用すれば終了です。確実に服用できたことを確認するため院内で服用していただきます。
効果
- アフターピルは妊娠を防ぐための緊急避妊薬です。80%前後の妊娠阻止率と言われています。
- 性行為から早い服用ほど効果が高まります。
注意点
- アフターピルは緊急の避妊手段であり、定期的な避妊薬ではありません。通常のピルを継続して服用したい方はご相談ください。
- まれに吐き気などの副作用があります。
服用してはいけない場合
- 妊娠中
- 肝臓が悪いと言われたことがある方
その他の注意点
- 梅毒やHIVなどの性感染症(STI)を治療・予防する効果はありません。STI予防のためにはコンドームなど適切な方法を併用する必要があります。
- 性暴力によって妊娠の可能性がある方は「性暴力救援センター SACHICO」にまずご連絡ください。無料で診察や薬の処方が受けられる可能性があります。
受診の流れ
- ★当院に「性行為後」72時間以内に来院できることを確認(「今から72時間後」ではありません)★
- 当院HPから初診受付(対面またはオンライン)
- 問診表に「アフターピル処方希望」と記入
- 診察(処方ができないと判断した場合は無料です)
- お会計
- 院内で内服(オンライン診療の方はできるだけ早くご来院ください)
当院での費用
(診察料・消費税等全て込み、来院・オンライン受診同額)
学生※ | その他 | |
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緊急避妊薬 ノボレルゲストレル錠1.5㎎ 1錠 |
7000円 | 10000円 |
※学生証を持参してください