梅雨の合間に猛暑が続いています。この時期は身体が暑さに慣れておらず、熱中症になりやすいのでお気を付けください。当院も先週頃からクーラーを利かせていますが、待合室は西向きに大きな窓が並んでいますので、午後から夕方にかけて快適な環境を維持するのが難しいぐらいです。暑さに体を慣らすことを「暑熱順化（しょねつじゅんか）」と言いますが、涼しい時間のウォーキングやサイクリング、室内での体操や入浴などで汗をかくようにしておくとサラサラした（ナトリウムの少ない）汗をかけるようになって効率よく体温を下げることができるとされています。夏本番はまだまだこれからですので、無理は禁物ですが皆さんもぜひ暑熱順化にチャレンジしてみてください。

今日のブログを書き始めるにあたって、クーラーを「利かせる」？「効かせる」？と悩んで調べてみました。文化庁の「『異字同訓』の漢字の使い分け例」は利くは「十分に働く、可能である」、効くは「効果・効能が表れる」としていました。「クーラーが利く」は効果というより冷房装置が機能していると考えるようです。結局どっちが正しいんでしょうね（笑）