診察は診察室のみにあらず
[2024.12.22]
多忙にかまけてブログの更新が久しぶりになってしまいました。開業して最初の年末を迎えていますが、おかげさまで毎日多数の患者さんにご来院いただいています。これはひとえに常日頃のスタッフの頑張りと患者さんのご協力あってのことと日々感謝しております。
さて、先日「院長が呼びに出てくるんですね」と言われることがありました。これは研修医時代に(今は教授になられた)先輩医師から受けた「診察室だけで診察してたらあかんで」というご指導の賜物です。お名前を呼んだ時の反応の仕方、表情、待合室からの立ち上がり、歩く姿、歩幅、速度を診る(「見る」ではなく)ために、特に初診の患者さんは自分でお呼びすることにしています。(忙しくて難しい時も多々ありますが…)整形外科は痛みを訴えられる患者さんが多いので、その一挙手一投足が診断のヒントになるわけです。ですので、お呼びした時にまじまじ見られているように思われたらご容赦ください(笑)